サンマリノ共和国ヴァイオリン美術館”音楽の家”

2016年、イタリア国内に現存する世界で最も古い共和国として知られるサンマリノ共和国からの強い要請を受け、弦楽器界で国際的にその名を知られるイタリア人鑑定家パオロ・バンディーニと世界各国で一流演奏家との共演実績を持つ日本人演奏家矢谷明子はそれぞれの専門分野を生かした世界のどこにもない新しいスタイルのヴァイオリン美術館“音楽の家”を創設しました。

サンマリノ共和国史上2人目となる『芸術文化貢献名誉住民権』の閣議決定を受け招聘された弦楽器鑑定家パオロ・バンディーニは、創設からわずか3年の間に演奏家矢谷明子と共に弦楽器に関するさまざまな事業(コンサート、ヴァイオリン展覧会、書籍出版、弦楽器鑑定仲介、テレビ番組企画出演、映画出演等)に取り組む他、サンマリノ共和国が世界に誇る弦楽器製作家マリノ・カピッキオーニの名を冠した『弦楽アンサンブル・M・カピッキオーニ』を結成し、創設以来、国内外からの注目を集め、すでに数多くのメディアで取り上げられてきました。

とりわけ、パオロ・バンディーニの10年以上の研究の成果として書き下ろされた著書『5世紀にわたる弦楽器製作の歴史~ストラディヴァリからフィオリーニ家まで~』は、2018年の出版を記念してサンマリノ共和国国立美術館にて”ヴァイオリン特別展覧会”が長期開催され、その開催期間中に収録されたイタリアRAI-サンマリノ国営放送RTVによるテレビ番組『美術館の中の音楽』全12回は3ヵ月間にわたり放映された他、世界ギネスブックに登録されたイタリア国営放送RAIが誇る国民的長寿番組『セレーノ・ヴァリアービレ』にて、サンマリノ共和国が誇る新しいスタイルのヴァイオリン美術館”音楽の家”として紹介を受け、一躍イタリア全土に知れわたり大変な反響を呼びました。2019年、これらの芸術文化活動を通したサンマリノ共和国への著しい貢献を高く評価され、弦楽器鑑定家パオロ・バンディーニに外国人に贈られる最高の栄誉、ナイトの称号『聖アガタ騎士団勲章』が授与されました。

ヴァイオリン美術館”音楽の家”は世界で唯一、見て、聴いて、弾いて、現役演奏家のレッスンで学び、イタリア屈指の鑑定家が保証する価値ある弦楽器を見つける事ができます。これからも音楽と弦楽器を愛する人のための”音楽の家”を目指して参ります。

パオロ・バンディーニ

PAOLO BANDINI

弦楽器鑑定家

弦楽器史研究家

サンマリノ共和国弦楽器コレクション管理責任者

サンマリノ共和国ヴァイオリン美術館”音楽の家”代表

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矢谷明子

AKIKO YATANI

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト

弦楽アンサンブル・M・カピッキオーニ首席奏者

サンマリノ共和国ヴァイオリン美術館”音楽の家”音楽監督

第13回クレモナ・ストラディヴァリ弦楽器製作国際コンクール審査員

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