5世紀にわたる弦楽器製作の歴史 ~ストラディヴァリからフィオリーニ家まで~ パオロ・バンディーニ著 (イタリア語)
弦楽器史研究家・弦楽器鑑定家パオロ・バンディーニの10年以上に及ぶ研究をまとめた著書『5世紀にわたる弦楽器製作の歴史~ストラディヴァリからフィオリーニ家まで~』は、2018年初版限定版にサンマリノ共和国が世界に誇る天才弦楽器製作家マリノ・カピッキオーニ(Marino Capicchioni)を加筆し、サンマリノ共和国文化省、内務省、環境領域省、観光省後援に加え、文化大臣の推薦によりサンマリノ国家元首後援を意味する『政府最高後援』が52年ぶりに出版物に対して与えられ、サンマリノ国家元首謁見の模様がニュースとなる等、発売当初より大きな注目を集めました。
本書では、いわゆるクレモナ3大巨匠アマティ、ストラディヴァリ、グァルネリ以降のそれまで誰も語らなかった弦楽器製作史における空白の200年を歴史的資料に基づき詳細に語り、20世紀前後に弦楽器製作界を復活させたフィオリー二親子が残した偉大な功績と共に17挺(ちょう)の名器を紹介。
著書の出版を記念して開催されたサンマリノ国立美術館『ヴァイオリン特別展覧会 5世紀にわたる弦楽器製作の歴史~ストラディヴァリからフィオリーニ家まで~』は、掲載された名器全てが展示され大変な好評を博し、当初の3ヵ月間の開催予定を急遽8ヵ月間に大幅延長することが決定。
本展覧会開催期間中にイタリアRAI-サンマリノ国営テレビによって収録された芸術教養番組『美術館の中の音楽 MUSICA al MUSEO』全12回では、著書を片手に番組を進行するパオロ・バンディーニが弦楽器製作の歴史を丁寧に説明。展示楽器を演奏する矢谷明子と共に3カ月間に渡り放映。下記のサイトからご覧いただけます。https://www.sanmarinortv.sm/programmi/musica-al-museo-p25
また弦楽器専門書を超えた貴重な歴史書としてペーザロ・ロッシーニ音楽院学長推薦を受け、日本の国立国会図書館に相応するイタリア国立上院議員図書館に唯一の弦楽器史専門書として収蔵。
発売と同時に予約が殺到した本書は、現在残りわずかな部数がサンマリノ共和国ヴァイオリン美術館”音楽の家”、イタリア・クレモナ・ストラディヴァリ博物館”クレモナブックス”、日本国内では弦楽器専門店シャコンヌにて好評発売中。
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